This encyclopedic book examines the history of performances by obscure Japanese artists in Japan from 1957 to 1970, with focus on the Anti-art movement in Japan in the 1960s. The book aims to place those artists in the cultural and political context of the anarchist tendencies of that era in Japan, which also manifested themselves in the contemporary counter-culture and political activism. The book consists of four sections. The first section points out the absence of performance art in the discussion of Japanese art history and art criticism and discusses the cause of such neglect. The second and third section presents the history of Japanese performance arts by documenting performance groups, art movements, and individual performance artists. The fourth section provides an analysis of political, cultural, and social backgrounds to the Anti-art performances and what it infers today. This book also includes photographs of performances, an index of artists, artist groups, and other items, and a chronological table of events spanning 30 years from 1945 to 1975.
Alternative title

肉体のアナーキズム:1960年代・日本美術におけるパフォーマンスの地下水脈

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Onsite

Location code REF.KUR3
Language

Japanese

Publication/Creation date

2010

No of pages

767

ISBN / ISSN

9784903341125

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1

Content type

monograph

Chapter headings
第1部 パフォーマンスによる「反芸術」史
 第1章 美術の下部・美術史の恥部 パフォーマンス史は可能か?
   1 本書の目的と構成
   2 これまでの日本戦後美術史
   3 政治性の排除
   4 「日本・パフォーマンス・史」は可能か
   5 美術家とは-諸「芸術」から離れて
   6 「殿上人」と「地下侍」の階層
   7 不確かな歴史からリアルな共感へ
 第2章 身体表現の振幅 未だ名づけられない行為
   1 「行為する芸術家たち」-ヨシダ・ヨシエの見たもの
   2 60年代の身体表現
    1 ハプニング
    2 アクション
    3 イヴェント/イベント
    4 パフォーマンス
    5 「反芸術パフォーマンス」
 第3章 「反芸術」の彼方へ 日常性への下降と拡散
   1 反芸術論争とパフォーマンス
   2 第一幕 1960年・東野芳明をめぐって
   3 第二幕 1964年・宮川淳をめぐって
   4 第三幕 1967年以後の石子順造
   5 第四幕 1970年の刀根康尚
   6 反芸術とパフォーマンス
第2部 反芸術パフォーマンスの展開
 第4章 「反芸術パフォーマンス」前史 50年代・〈具体〉まで
   1 始まりとしての1957年
   2 終わりとしての1970年
   3 〈九州派〉と〈ゼロ次元〉の時代
   4 前史① 〈MAVO〉
   5 前史② 〈実験工房〉
   6 前史③ 〈具体〉
 第5章 デモンストレーションの季節〈1957~59〉不定形なアクション
   1 篠原有司男-マス・メディアのなかのアクション
   2 工藤哲巳-アクションから身体へ
   3 風倉匠-身体のオブジェ化
   4 糸井寛二と〈アンビート〉-自然発生のアクション
   5 〈九州派〉-都市の農民的祝祭
 第6章 「直接行動」と「反芸術」〈1960~63〉 PRから挑発へ
   1 ハプニングの青春期
   2 〈ネオ・ダダ〉の作家たち
   3 〈アンビート〉の展開
   4 草月会館での〈グループ・音楽〉とアメリカ帰国作家の出会い
   5 表現としての介入
   6 〈犯罪者同盟〉-政治と風俗の境界侵犯
   7 〈VAN〉と〈時間派〉-観客の挑発
   8 〈ハイレッド・センター〉始動
   9 水上旬のフィールド・ワーク
   10 初回〈ゼロ次元〉の実験
   11 中期〈九州派〉-観衆参加のための試行錯誤
   12 最後の読売アンデパンダン展
   13 合同パフォーマンス公演の始まり
    1 敗戦記念晩餐会
    2 英雄たちの大集会
   3 超前衛集団展
   14 介入と挑発
 第7章 路上へ!地方へ!〈1964~65〉拡大する行為表現
   1 美術の「外」へ
   2 地方アンデパンダン展でのパフォーマンス
   3 岐阜アンデパンダン展という分水嶺
   4 都市空間へ
   5 合同パフォーマンス
    1 鎖陰の儀
    2 『ある若者たち』のパフォーマンス
    3 日本超芸術見本市
    4 フルックス週間
    5 ミューズ週間
   6 合同パフォーマンスに見る分岐点
   7 個々の作家の動き
 第8章 アングラ文化とハプニング〈1966~68〉「儀式屋」、最高潮!
   1 万博前-アングラとインターメディアの交錯
   2 インターメディア・イベントの拡大
   3 新宿という舞台
   4 メディアに登場した「ハプニング」
   5 〈ジャックの会〉に見る大衆へのアプローチ
   6 ちだ・うい、小山哲男、千葉英輔によるマスコミ利用
   7 「儀式屋」の結集へ①-メーデーほか屋外空間
   8 「儀式屋」の結集へ②-俗なる舞台空間
   9 「儀式屋」の最高潮① 狂気見本市(本牧亭)
   10 「儀式屋」の最高潮② 狂気見本市大会(イイノホール)
   11 関西の動き-〈れまんだらん〉から〈プレイ〉へ
   12 コミューン志向
   13 ハプニングの公認と拡散
 第9章 それぞれの反博〈1969~7〉造反から意識革命へ
   1 終わりの始まり
   2 インターメディアから「イベント」へ
   3 〈万博破壊共闘派〉結成から崩壊へ
   4 〈万博破壊共闘派〉の目的
   5 〈万博破壊共闘派〉儀式の特徴
   6 〈集団蜘蛛〉の「自死」
   7 「イベント」の地方都市への波及
   8 美術/制度への批判
   9 〈プレイ〉の変容
   10 集団行動の新世代-「地下」から「日溜まり」へ
   11 都市から自然へ、開かれた流動的な空間へ
   12 「反芸術」作家の1970年以後
 第10章 反芸術パフォーマンスの興亡 行為から行動へ
   1 公開製作→街頭PR→表現行為の自立
   2 介入→自立→拡散
   3 単独者→集団→集団の集団→ネットワーク
   4 イヴェント→イベント
   5 新しい社会空間-路上とマス・メディア
   6 政治の超克から文化の変革へ
   7 「反芸術」とパフォーマンス
   8 個々の作家・グループの展開について
第3部 反芸術パフォーマー列伝
 第11章 九州派 都市のなかの「民衆」
   1 〈九州派〉と「反芸術」
   2 初期〈絵画期〉1957-59年
   3 中期1(オブジェ期) 1960-61年
   4 中期2(ハプニング・インスタレーション期) 1962-64年
   5 後期 1965-1968年
   6 転換期の前衛-農村の民衆と都市の大衆
 第12章 あさいますお 底辺からの革命の夢想
   1 コミューンの先駆
   2 出発点-主体としての「子ども」
   3 「蜂起せよ 底点工作者!」-「辺地」からの革命
   4 《縄文祭》
   5 《縄文祭》以降
   6 「底点」からの革命を夢見て
 第13章 ゼロ次元 「近代」に抗う身体
   1〈ゼロ次元〉リヴァイヴァル?
   2 原〈ゼロ次元〉 1960-62年
   3 初期 1963-64年
   4 中期 1965-68年
   5 反博期 1969年
   6 末期 1970-72年
   7 〈ゼロ次元〉儀式の諸相
 第14章 クロハタ 芸能としての政治劇
   1 左翼から「儀式屋」へ
   2 宗教儀式と政治劇
   3 高揚と終焉
 第15章 小山哲男 内臓の反乱
   1 〈ジャックの会〉まで
   2 ちだ・ういとの「ミーティング」
   3 ソロ時代
 第16章 告陰 意識革命を求めて
   1 「美術」からの離脱
   2 〈告陰〉の儀式
   3 拡大する意識革命
 第17章 女性パフォーマーたち 挑戦と孤立
   1 いない? 少ない? 評価されない?
   2 肉体の消去-田中敦子、小野洋子、塩見允枝子
   3 女性性への挑戦-岸本清子、ちだ・うい、田部光子
   4 ジェンダー問題の欠落
 第18章 糸井貫二 捨身のダダイスト
   1 糸井伝説
   2 戦中派の趣味と修養
   3 鋼鉄の肉体
   4 趣味としての造形作品 1951-1962年
   5 オブジェから行為へ 1962-64年
   6 行為の展開と終焉 1966-70年
   7 パフォーマンスの特質
    1 禅+ダダ=裸性
    2 寄進としてのオブジェ、オマージュとしての行為
   8 怒声が消えた
 第19章 集団蜘蛛 表現の全否定
   1 否定の自己運動
   2 第1期 〈Zelle〉から蜘蛛蜂起展まで
   3 第2期 小倉ハプニングから畸形三派狂乱大集会まで
   4 第3期 コンクール展抗議運動から伝習館闘争まで
   5 第4期 猥褻裁判闘争
   6 肉体から観念へ
   7 「法悦」が語るもの
第4部 反芸術のパフォーマンス精神
 第20章 肉体の下部 俗なる空間の儀式
   1 肉体の下部
   2 俗なる空間-都市とマス・メディア
   3 「儀式」としてのパフォーマンス
   4 なぜ「儀式」か
   5 伝統的身体文化の記憶
 第21章 都市の下部 隙間から地下へ
   1 儀式の喪失・喪失の儀式
   2 都市の隙間-新宿
   3 都市の下部-地面、ゴミ、そして肉体
 第22章 文化の下部 限界芸術と大衆性
   1 限界芸術
   2 ポスト安保時代の「大衆」
   3 大衆の美学としてのキッチュ
   4 「大衆性」から「反芸術」へ
 第23章 政治の下部 反逆の地下水脈
   1 反芸術パフォーマーの世代と政治行動
   2 美術家の政治経験
   3 非政治的な反逆の倫理
   4 マス・メディアが伝えた「直接行動」
   5 「美術と政治」から「美術の政治」へ
   6 肉体のアナーキズム
   7 都市とアスファルト
Anarchy of the Body: Undercurrents of Performance Art in 1960s Japan
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Anarchy of the Body: Undercurrents of Performance Art in 1960s Japan

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The selected publications on this page presents the varied ways artists, curators, and researchers experiment with performance. For some, performance is a way to defy the commodification of art, a physical intervention into dominant narratives, or an enactment that eludes state control. Performance may be protest that takes place in the theatre, on the streets, in a café, or in a private setting. For others, it is experimentation with form: a transformation, appropriation, or expansion of dance, theatre, and film.

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